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専門家コラム

採用戦略の急速な進化:10年で一変した採用活動の実態

2024-09-05 テーマ: 採用コラム

はじめまして。
蘓 伸太郎(いける しんたろう)と申します。
 
株式会社アローリンクという会社で新卒採用のコンサルタントとして日々いろんな企業様のサポートをさせていただいているのですが、弊社の採用事例含め、これまでやってきたことが採用担当の皆さんのお役に立てるかもしれないと記事を書いていくことにしました。
母集団形成から選考フロー、内定者フォローなど、新卒の採用戦略にお悩みの方のお力になれたらと思います。
 
簡単に自己紹介です。
16年に新卒として株式会社アローリンクに入社。
新卒採用担当として従事し、不人気業界でありながら3500名の母集団獲得に成功し、年間60名以上の採用目標を達成。着任当初は内定辞退率が40%を超えていましたが、着任3年目には辞退率をなんとか15%を切ることができました。

今では業界、企業規模問わず多数の企業様の新卒採用のサポートや採用管理ツールのご提案をおこなっています。

そこで得た成功事例、失敗事例など含めて発信できればと思います。

 

1. デジタル革命が変えた採用活動の姿

10年前、2014年頃の採用活動を思い出してみてください。当時もインターネットは普及していましたが、主な情報源は企業のウェブサイトや就活ポータルサイトでした。それが今では、InstagramやTikTokといったSNSが採用活動の主戦場となっています。
企業は単に情報を発信するだけでなく、動画コンテンツやインタラクティブな体験を通じて、自社の魅力を伝える工夫を凝らしています。就活生も受動的な情報収集から、積極的に企業とコミュニケーションを取る姿勢に変わってきました。
このデジタルシフトにどれだけ適応できているかが、採用成功の鍵を握っています。自社のSNS戦略や動画コンテンツの質、オンラインでの双方向コミュニケーション能力を見直す必要があるでしょう。

2. インターンシップの位置づけの変化

10年前、インターンシップは一部の学生が参加する特別な体験でした。しかし今や、就職みらい研究所の調査によると、2024年卒の大学3年生の93.6%がインターンシップに参加しています。

この変化は単に量的なものだけではありません。かつては夏季休暇中の1~2週間程度が主流でしたが、今では1dayインターンシップや、逆に長期のプログラムなど、形態が多様化しています。また、インターンシップが事実上の早期選考の場となっている面も否めません。

企業側も、形式的なプログラムではなく、学生に真の価値を提供し、かつ自社の魅力を効果的に伝えられるプログラムの設計が求められています。

株式会社アローリンク HRi事業本部 カスタマーサクセス部 部長
「企業様の成功にコミットし、課題に対して一緒に悩む」
不人気と言われる業界で採用に携わり、内定辞退率を40%→7%にまで改善。 独自のノウハウ”感情リクルーティング”を活用し、大手企業からベンチャー企業まで他社の採用を戦略設計、育成・ノウハウコンテンツ提供等コンサルティングに従事。

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