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「新卒採用」の注目ニュース

就職プロセス調査(2025年卒)「2024年3月18日時点 内定状況」

[2024.04.05]

就職内定率は49.8%で、前年同月に比べ10.9ポイント高い。
「その他地域」の就職内定率は前年より19.5ポイント高く、地域差が縮まっている


株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

内定取得企業数の平均社数が前年に比べて増加しており、今後内定辞退が増える見込み
3月18日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、49.8%(+10.9ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を地域別に見ると、「関東」50.1%(+3.1ポイント)、「中部」51.1%(+11.4ポイント)、「近畿」55.5%(+19.2ポイント)、「その他地域」42.7%(+19.5ポイント)とどの地域も高い数値となっています。特に「その他地域」は前年同月に比べ19.5ポイント高く、前年より地域差が縮まっている様子が見てとれます。内定取得先企業の業種について、最も高いのは前年同様「情報通信業」ですが、前年に比べると低く、「運輸業」や「金融・保険業」といった業種で前年からの増加幅が大きくなっています。これらのデータからは、前年よりも多様な業種で内定が出ていることがうかがえます。また、内定取得企業数の平均社数は前年に比べて増加している一方で、内定辞退企業数の平均社数は同程度であるため、今後内定辞退は前年より増加することが予想されます。進路選択時の意思決定において、それぞれが大事にしたいと思っている基準を定めきれないまま企業選びを行った場合、入社後のミスマッチにつながる恐れがあります。引き続き就職活動を行う皆さんは、定めた基準に沿って意思決定に必要な情報収集などを行い、納得できる進路選択ができるよう、就職活動を進めていきましょう。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差 


<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,190人(内訳:大学生2,446人/大学院生744人)
有効回答数:大学生 675人/大学院生 297人
調査実施期間:2024年3月18日~3月22日
調査機関:就職みらい研究所

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社リクルート/ 3月28日発表・同社プレスリリースより転載)

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