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「新卒採用」の注目ニュース

就職プロセス調査(2023年卒)「2022年2月1日時点 内定状況」

[2022.02.21]

就職内定率は13.5%、前年同月差は+3.6ポイント。業界や規模によって進捗は異なるものの、前年より早くから選考活動が進んでいる

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

就職内定率は例年に比べて高い水準でスタート。今後、選考辞退や内定辞退が増えることが予想される

2月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、13.5%(+3.6ポイント)※2と、前年に引き続き、2月調査を実施している16年卒以降過去最高となりました。内定率を文理別に見ると「理系」の15.5%、地域別に見ると「関東」の15.3%が高く、また「その他地域」は13.5%(+9.1ポイント)と、前年同時期から大幅に増加しています。内定取得先企業の業種について、最も高いのは前年同様「情報通信業」ですが、「製造業(機械以外)」「小売業」「サービス業」の前年からの増加が目立ちます。また、学生の活動実施状況を見ると、「適性検査や筆記試験を受けた」「エントリーシートなどの書類を提出した」などが前年よりも増加し、多くの学生が選考に進んでいることがうかがえます。加えて、前年との差を見ると、大学の就職支援の活用が増加していることも分かります。学生が活動を進めた結果、内定取得者のうち2社以上内定を保有している学生は23.8%(+13.1ポイント)と増加していますが、就職活動実施率は85%程度と前年と大きく変わらず、今後選考辞退や内定辞退が増えることが予想されます。内定率は例年のこの時期と比べると高い数字となりましたが、多くの学生が例年と同水準で活動を継続しています。3月から、企業の選考活動も短期間で一斉に動いていきますので、学生の皆さんは、スケジュールや体調の管理などに気をつけて、引き続き準備を進めていきましょう。

※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社リクルート/2月15日発表・同社プレスリリースより転載)

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