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リファラル採用
[リファラルサイヨウ]

「リファラル採用」とは、社内外の信頼できる人脈を介した、紹介・推薦による採用活動のことです。リファラル(referral)は「委託、紹介、推薦」といった意味で、具体的には自社の経営者や優秀な社員からの紹介、外部の専門家や著名人からの推薦などを指します。人材紹介会社や求人サイトなど既存の採用チャネルに頼らず、人と人との個人的なつながりを活用することで、採用候補者の質や信頼性を確保し、採用のマッチング精度を高めるのがリファラル採用の狙いです。近年ではソーシャルメディアの発達が、リファラルによる人づての採用活動の利便性・効率性を飛躍的に進化させています。
(2014/7/28掲載)

リファラル採用のケーススタディ

人と人とのつながりが人材の質を担保
SNSの活用で採用チャネルの主流に

成績優秀な社員からの紹介、信頼できる外部の関係者からの紹介、著名人からの推薦状つきの応募、信頼できる転職コンサルタントからの推薦、採用対象学生を輩出する学部の教授からの推薦――こうした“信頼に値する人からの紹介・推薦”を採用の決め手とするのが「リファラル採用」の特徴です。

縁故採用やコネ採用と似ているようにも思えますが、そのねらいは大きく異なります。いわゆる“縁故主義(nepotism)”の採用では、採用する本人の資質や能力、自社とのマッチングに対する評価は二の次で、どちらかというと、そのコネクションである内外の有力者への配慮が優先されます。一方、リファラル採用ではあくまで採用候補者に一定以上の質を求め、そのために人脈を積極的に活用します。あの人からの紹介なら間違いない――人と人とのつながりによる信頼が、その情報の質を保証してくれるのです。

アメリカでは、実に7割近くの企業が従業員採用にリファラル採用を活用しているという調査結果もあります。オープンでフェアなことを重視するアメリカの企業文化を考えれば、リファラルといわゆる縁故が似て非なるものであることは、このデータからも明らかでしょう。また同調査で、採用にリファラルを活用するメリットを聞いたところ、最も多く挙げられたのは「企業文化や価値観への親和性」で、以下2位に「採用プロセスの短縮」、3位「採用コストの削減」、4位「上司からの高い満足度」、5位「長い就業期間(少ない早期退職)」と続いています。

信頼のおける人づての採用は手間がかかり、いい情報がいつ寄せられるかも分からないことから、以前はベンチャーのスタートアップ時など限られた局面でしか使われず、採用チャネルの主流とはいえませんでした。しかし近年ではソーシャルメディアの発達により、人と人とのつながりがネットワーク上で可視化されるようになりました。それが、リファラル採用の“仕組み化”を可能にし、利便性や効率性を大きく向上させたのです。SNS経由で求人情報を自社の社員や関係者、知り合いなどのソーシャルグラフ(友だちの輪)に拡散し、そのつながりから採用に至った場合は企業から紹介者に紹介報酬が支払われるなど、さまざまな仕組みでリファラル採用の活用を促進する新しいサービスも始まっています。

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