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専門家コラム

【採用】インターンシップ企画 vol.01 ~近年の動向~

2024-05-13 テーマ: 採用

 

25卒本選考と並行して、26卒の採用活動も動き出す時期です。

 

母集団形成の重要となるのは『インターンシップ』ですが、近年の動向、学生の目的などを今週はご紹介していきたいと思います。

 

【夏から参加】

25卒10月時点 インターンシップ参加率89.3% ※マイナビ調べ

 

19卒が同時期70%位でしたので、ここ数年で夏休み時期に、インターンシップに参加することがスタンダードになったと言えます。

大手ナビ媒体も4月からインターンシップ用のサイトを公開するなど、早期化傾向にあります。

 

 

【志望業界・職種に影響】

インターンシップは『就業体験』というように、仕事理解のためのコンテンツです。

学生自身もそれを目的のひとつとして参加するため、志望業界・職種への影響はもちろん大きくなります。

 

リクルートの調査で『入社予定企業・業界』と『インターンシップ参加企業・業界』の相関について推移を発表しています。

 

23卒

・インターン参加企業に入社予定 41.4%

・インターン参加企業ではないが同業種の企業に入社予定 27.9%

・全く異なる業種・その他 30.7%

 

自身がインターンシップに参加していない企業への入社も一定数はありますが、インターンシップに参加した企業と同業種は合計で69.3%と高い割合を占めています。

学生の選択肢に入るためには、まずインターンシップに参加してもらうことが重要だと言えるでしょう。

 

 

【重視するポイント】

リクルートが調査したアンケートでは以下のような回答が出ています。(23卒)

 

1位:内容 58.0%

2位:日程・期間 45.1%

3位:職種 43.5%

4位:業種 42.8%

5位:WEB参加可  34.9%

~中略~

企業知名度 18.2%

企業規模 17.0%

 

企業を調べる際は、知っている企業=知名度の高い企業に目が行きがちではありますが、インターンシップを選ぶ際に、重視するポイントとしては”知名度”はそれほど高くないようです。

知名度や規模よりも、内容の充実度、日程、職種・業種を重視する傾向があるため、知名度があまりない中小企業であっても、しっかり内容設計を行い、集客に力を入れることで、多くの学生に参加してもらうことが可能だと言えるでしょう。

 

 

▼▼▼POINT▼▼▼

■夏休みにインターンシップ参加はスタンダード傾向。

■インターンシップに参加した業界に入社する割合が7割。

■インターンシップは、知名度よりも内容重視の傾向がある。

 

株式会社sandbox 国家資格キャリアコンサルタント
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